施工前 今回、このヤマモモを移植します。高さ10ｍくらい。下画像で幹の太さと人間を対比してもらえば判ると思いますが、かなり大きい木ですね。

重機、クレーンが入る道を確保します。70ｔラフターを使用するため、軟弱な地盤では沈んでしまいます。整地後、鉄板を敷きます。

ユンボで周囲を掘り、後は手作業で根を切り丁寧に根鉢を作っていきます。

根鉢がほぼ完成したところ。う～ん・・・でかい。

底はこんな感じ。これをしっかりやっておかないと土が崩れ、根を乾燥させてしまい傷めてしまいます。

70ｔラフタークレーンで吊っているところ。重さはだいたい10ｔちょっとくらいでした。根鉢をかなり小さく作ったことを考えるとかなりの重さです。

トレーラーへの積み込み。木の自重が10ｔ以上もありますので積み込みにも一苦労です。枝を傷めないように何度も何度も向きや位置を変えます。

移植地へ立て込み客土を鋤き込んでいきます。根鉢の周囲に空壁が出来ないよう、枯れ草を入れたり水で土を流しこんだりを何度も何度も繰り返します。

移植後は幹を日焼けから守るための幹巻きと剪定作業。

これにて作業完了。画像で追ってみると何だか簡単にレビューしてしまいますが、実作業はかなりの難作業。一口に植木屋と言ってもこの作業が出来る会社は少ないのでは？　なんとも迫力あり、やりがい有りの一仕事でした。

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